マーケティングオートメーション・ツール比較「フロムスクラッチ B→Dash vs. Adobe Marketing Cloud」

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マーケティングオートメーションの有効性が確認されるにつれて、リリースされる製品の数も増えてきています。それに伴って、各製品間の差が分かりにくくなり選び方も難しくなってきました。

今回はピックアップしたMAツール2製品を比較することによって、マーケティングオートメーション・ツールを選択する際のポイントを解説します。
ぜひマーケティングオートメーション・ツール選定の参考にご覧ください。

◆フロムスクラッチ「B→Dash」

B→Dash
https://mieruka-b-dash.com/

次世代マーケティングプラットフォームを標榜する「B→Dash」は、集客施策から販売促進、顧客の管理・分析までワンプラットフォームで実現できる統合型のマーケティングオートメーション・ツールです。

集客施策として、サイト上でのアクセス解析はもちろん、ユーザーの具体的な動線分析やA/Bテストや多変量テストによるLPO(ランディングページ最適化)を行うことができます。

販促関連では、CMS機能をシステム内に持ち、コンテンツ作成や外部発注ができたり、キャンペーン管理やコンテンツ作成、そしてマーケティングオートメーションの主要機能でもあるリードナーチャリングやスコアリングを備えています。

また顧客管理・分析では、RFM分析やバスケット分析/顧客プロファイル分析などの、さまざまな切り口での顧客分析が可能です。

その他にも、より経営視点での成果が可視化されるエグゼクティブサマリーやダッシュボードなどのレポート機能も備えています。また、AIによる改善案提示や機械学習機能により、効率的かつ正確に施策精度を向上させる仕組みも持っています。

ワンプラットフォームでの運用を前提としていることで、「様々な機能を一元的に使える」、「データがつながることでROIやLTVなどのマーケティング指標が抽出できる」といった、他のツールではない特徴を備えています。また、使いやすさやカスタマイズ性などを重視した、実際に「使って収益を上げる」ことを主眼に設計されたMAツールと言えるでしょう。

ビッグローブ、アビバなど数多くの導入実績があります。

◆「Adobe Marketing Cloud」

Adobe Marketing Cloud
http://www.adobe.com/jp/marketing-cloud.html

グラフィック系ソフトウエアで有名なAdobeが提供するマーケティングオートメーション・ツールです。
分析や顧客管理、キャンペーン管理、ソーシャル連携はもちろんのこと、Web広告出稿管理やTV向けの動画配信プラットフォームまで用意された、非常に多機能なMAツールとなっています。

機能ごとに8つのソリューションに分かれており、Analyticsと呼ばれるソリューションではデータ分析やセグメンテーション、Audience Managerではオーディエンスプロファイルを構築するためのデータ管理プラットフォーム(DMP)を提供しています。また、マルチチャネルでコンテンツを最適化したり、最適なパーソナライゼーションを可能にするTargetというソリューションもあります。

特徴的なのは、リスティングやディスプレイ広告、ソーシャル広告などの広告出稿を、予算と効果分析によって最適化するMedia Managerや、TV放送局やケーブルネットワーク事業者向けに提供する動画配信プラットフォームPrimetimeなど、単にマーケティングオートメーションの域に収まらない機能もカバレッジしていることです。

Adobe Marketing Cloudではこれらのさまざまなソリューションが各々連携して機能し、まさにフルスペックのマーケティングオートメーション・ツールと言えます。

パナソニックやフォード社などがこのAdobe Marketing Cloudを採用しています。

◆2つのマーケティングオートメーション・ツールを比較すると、、、

両製品ともそれぞれ優れた点と注意すべき点があります、

B→Dashは、通常のマーケティングオートメーションで使う機能が一つのプラットフォームに統合されており、施策立案から実行、効果検証まで一気通貫でシンプルにマネジメントできるよう設計されており、比較的手軽に、かつ確実に成果が出せるようなところが強みでしょう。

また、導入障壁が低いため、今すぐに解決すべき課題がありクイックに成果を出したい企業は、特に積極的に選択すべきツールです。

Adobe Marketing Cloudは、多くの機能を網羅しており、さまざまな施策に対応することができますが、その反面導入や運用の負荷が比較的大きくなるものと想定されます。

少し敷居は高くなりますが、じっくりと施策を練り本格的かつ大規模なマーケティングを展開したい企業なら導入の検討対象となるでしょう。

マーケティングオートメーション・ツールの導入を検討される場合は、2社それぞれに問い合わせをして、製品の特徴や強みを直接説明してもらうのもいいでしょう。

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